顎関節症で顎が重苦しく、痛みもあった患者さんです。
総合診断で、患者さんの顎の位置が悪い位置であることを確認し、正しい位置を設定します。
左右の顎関節の位置を1ミリ前方、左の顎関節は高さを4ミリ上げた位置が正しい顎の位置と設定し、それを目標に矯正治療を行いました。
画像は上段が治療前、下段が治療後です(画像をクリックすると大きくなります)。
左側の画像の治療前(上段)では、側頭骨の関節結節が一部吸収しデコボコしていましたが、治療後(下段)には綺麗な形に回復しています。
右側の画像の治療前(上段)では、顎関節にびらん(吸収像)が観られますが、治療後(下段)には回復しています。
顎関節は過負担によって吸収、変形しますが、適切な負荷にすることで形態の回復が出来る再生力の強い組織なのです。
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