むし歯や歯周病をはじめとする口の中の病気は、細菌と力の二つが複合して起こります。
これらは外来の菌やウィルス感染とは違い、口の中にある常在菌(からだに常に住んでいる細菌)によるものです。
ですから患者さん自身の生活習慣によって、口の中の環境を整えることが重要になります。
力の要素は咬み合わせです。咬み合わせに不正があると、それが例え一本の歯であろうと顎の位置が簡単に変化します。
咬み合わせが顎のさまざまな機能と調和が取れていないと、歯や歯ぐきや顎の関節などにダメージを与えてしまいます。
つまり、むし歯の治療でも、歯周病、矯正治療、入れ歯やインプラントも、その全てがかみ合わせの治療です。 あらゆる歯科治療には、細菌とかみ合わせに対する処置が必要なのです。 以下次回に続く
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