医療関係者向けセミナーのお知らせです。
我々のグループでは、一般歯科は勿論、矯正、顎関節症、顎機能検査など全ての分野を網羅した「総合歯科医療」を目指しています。
何故なら、総合検査を行い原因を特定した上で行った治療と、問題部分だけを診て治療した場合、後者が再び問題を起こす可能性は極めて高いからです。
症例報告等で、たまたま長持ちしているケースを見る事もありますが、その場合も何故長持ちしているのかの考察が不充分なのは否めません。検査が不充分なので考察出来ずにいるのです。
今回のセミナーでは、総合診断の中で極めて重要な「顎機能データ:CADIAX」をどのように診断し、治療に反映させるのかを講義、実習を通して理解して頂きます。
※講義だけの受講も可能です。
治療前:
治療後:
治療前:
治療後:
噛んだ状態で前歯が当たらない人がいます。開口(オープンバイト)と言います。
※前歯で食事が出来ない
※発音しずらい
※奥歯しか当たっていないため、奥歯が負担増でムシ歯をくり返したり、歯周病になり易い
※顎関節の負担が大きいため、運動障害が出やすい
等の問題があります。
写真の患者さんは奥歯の歯周病が進行し、1本は抜歯になりました。
根本的な解決は、噛む力や歯ぎしりの力を分散させる必要があります。
矯正治療以外では解決出来ないのです。
しかし通常の矯正治療では上下4番目の歯を4本抜歯し、前歯を当たるようにします。
4番目の歯は噛み合わせに大変重要な歯です。抜歯により顎関節に障害が出る事が多くあります。
しかも抜歯によりお口の中の容積が小さくなるため、治療後の噛みしめが多くなります。
また抜歯したスペースを閉じさせるため、治療期間は3年以上が普通で、中には5年以上かかる人もいます。
当院の矯正治療は4番目の歯を抜歯しません。
このケースでは患者さんの協力もあり、わずか8ヶ月で問題解決が出来ました。
人間の身体は複雑で大げさな手術であるほど、痛みや腫れを伴います。
しかし現代では医療も進化し、内視鏡を始めとする低侵襲の手術が普及してきました。
インプラント治療ではどうでしょうか??
上の写真をご覧下さい。
右上2、3番目の歯のインプラント手術です。
前歯に大きなブリッジが入っており、負担増で3番目の糸切り歯は根が破折し、抜歯せざるを得ませんでした。
通常のインプラント治療では、歯肉を切開しドリルで骨を削り穴を開けます。
しかしこのケースではドリルは一切使いません。本年導入した超音波治療器を使います。
2番目の歯の部分には非常に小さな穴を開け、通常ではインプラントを入れられない薄い骨を膨らませ、3番目の抜歯部は骨の形を整え、インプラントを埋入しました。
その場で仮の歯もかぶせて終了です。
切ったり削ったりしませんから、当然「出血」「痛み」「腫れ」がほとんどありません。
後日、消毒や傷の確認に来院して頂く手間も必要ありません。
※仮の歯の周りが荒れたように見えるのは、薬を塗っているためです※
※高度な技術であり、通常の歯科医院では簡単に出来る手術ではありません※
子供ではないのに自然と歯が抜けるのでしょうか!???
上は抜ける直前の状態です。 そして、、、
この患者さんは歯周病が進行し、歯を支える骨が溶け、ついには抜けてしまいました。
残っている歯も重度の歯周病のため、元の位置から大きく動いてしまっています。
治療後:上は入れ歯ですが、残せた歯と磁石で入れ歯を固定しています。入れ歯を小さく出来るので快適になります。
右下奥歯はありません。
右上奥の銀歯も下に伸びてしまい、歯ぐきを咬みこんでしまっています。
治療後:右下奥歯2本はインプラントです。
左上奥歯もありません。
左下奥歯はムシ歯が進んで被せものが外れてしまっています。
治療後:左下奥歯は根の治療をして被せ直しました。
これは左下奥歯の被せものが外れる前の写真です。
前歯の裏側には歯石がこびりついています。
治療後:上下の歯は徹底した歯周病治療を行いました。
更に歯列矯正、インプラントで正しい顎の位置に変え、きちんと噛めるようにしました。
矯正治療は、ムシ歯や歯周病などの治療よりも期間と費用のかかる治療です。
治療費を懸念される患者さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
ナカヤマデンタルオフィスでは、ご負担を少なくするために、24回の無金利の分割払いをご用意しています。
頭金も特に必要ありません。
治療前:噛み合わせが低く、下顎が後ろにずれる事により顎関節を圧迫し、運動障害が出ていました。
また特定の歯が負担増になり、ムシ歯を繰り返していました。
治療後:矯正治療で正しい噛み合わせを構築する事により、下顎を適正な位置にすることが出来ました。
運動障害はもちろん改善し、また将来のムシ歯や歯周病のリスクを下げることにも繋がるのです。
当院の歯列矯正治療、噛み合わせ治療ではMEAW(マルチループ:上図)というワイヤーを使って行っていました。
歯の位置を3次元的に動かし、顎や関節の位置を改善するためには、一般的なストレートワイヤーでは無理があるからです。
非常に良い結果を残す事が出来るのですが、欠点もありました。
お口の中に複雑なループが張り巡らされるため、清掃の大変さと違和感は避けられませんでした。
しかし昨年8月に登場したGUM METAL(ゴムメタル:下図)ワイヤーは、MEAWと同様の動きをさせる事が出来るのです。
前述の欠点が解消されると同時に、動きも早いように思います。
現在、当院ではほぼ全てのケースをGUM METALワイヤーで行っています。
上記研修会にて「咬合平面を変える意義~何が欠損に繋がったのか」という演題で発表させて頂きます。
インプラントを上手に入れる事は当たり前になりつつありますが、何故欠損してしまったのか?を考えなければ、永続性は望めません。
これはインプラントに限らず、ムシ歯、歯周病でも同じ事なのです。
22日より通常診療を行っています。
しかし更なる災害が起こった場合、診療予定を変更させて頂く場合がございます。
最新の情報はこのブログに掲載しますので、ご確認をお願い致します。
皆様にはご迷惑をお掛けして大変申し訳有りませんが、何卒宜しくお願い致します。
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上段:治療前 下段:治療後
左:治療前 右:治療後
上段:治療前 下段:治療後
左:治療前 右:治療後
「前歯が当たらない??」
この2人の患者さんは一見、奇麗な噛み合わせなようですが、わずかに前歯が当たっていません。
前歯が当たらない事で奥歯の負担が増え、負担増によるムシ歯、歯周病が進行し、治療を繰り返していました。更には歯そのものが割れ、抜歯に至ってしまいました。
前歯と奥歯はそれぞれの役割分担があり、お互いに協力する事で大きな力を分散出来るのです。
力の分散を正しくする為に歯列矯正を行い、歯並び、顎の位置を改善し、歯が無くなってしまった所には人工歯根(インプラント)での力の分散を行っています。
何故? どうしてこうなってしまったのか? なぜムシ歯や歯周病を繰り返すのか?を考えなければ、場当たり的な治療に終始し、結果として歯を失いかねません。
オーストリアンナソロジーに基づく顎機能診断や咬合治療を実際に行っている歯科医師は多くありません。
セミナーを受講するだけに留まり、何となく素晴しいとは分かってはいても、二の足を踏んでいる歯科医師がほとんどです。
それは理論を理解するのが困難であったり、テクニックを修得出来ずにいたり、また多額の設備投資や習熟したテクニシャンとのパイプも必要だからです。
そしてあえて困難に挑むより、分かりやすいインプラントや審美治療の方が、色々な意味で直ぐに結果を出せると言う事もあるでしょう。
今回のCF NETWORKは、臨床に取り入れる為の実践、実際というテーマで行いました。
各医院では、オーストリアンナソロジーをどのように導入、治療しているかが熱く語られました。
直前になってしまいましたが、12/5(日)にCF NETWORK 第二回勉強会が開催されます。
keyward:
顎機能、ブラキシズム、シークエンシャル咬合、CADIAX、MEAW、顎関節、総合診断、機能障害
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顎関節症治療や噛み合わせ治療と称し、よく使われるものに、バイトプレート、咬合挙上プレート、○○プレート、○○スプリント、マウスピースなどと呼ばれるものがあります。
これらを使う事でかみあわせが高くなり、顎関節の負担を減らす事が出来ます。
かみあわせを考えずに大雑把に作ったものでも、一時的に症状が軽減することがあるのです。
但しこれらを使い続けると問題を起こす事があります。
歯が圧下(歯が歯ぐき、骨の中に沈むこと)されてしまうのです。
画像は
1)マウスピースを上下入れたところ
2)下のマウスピース
3)下のマウスピースを外したところ です。
長期間使い続けたために歯がめり込んでいるのが良く分かります。
この患者さんは、マウスピースを外すと、全く歯が噛み合わなくなっていました。
私たちの考えでは、上記のようなものを使う場合は限られてきます。
詳細な咬合検査後に診断の確認のために使う場合、また痛みがある、口が開かないなどの時に緊急処置として使う場合などです。いずれも、上か下のどちらかにごく短期間に限り使用します。
取り外し式のこのような類いのものは、あくまで一時的なものです。
根本的な解決にはならない事をご理解頂きたいと思います。
Geepee Brothers主催の年間コースでは、隔月で診査〜診断〜治療にいたる手順を講義・実習で指導しています。
http://www.ne.jp/asahi/sands/sands/
来る10月16.17日はWaxUpの2日間となりますが、若干名の余裕があります。
参加ご希望の方はお申し出ください。
日時 10月16日(土) 17日(日)
10時から17時まで
場所 青木総合歯科
講師 長谷川篤史、青木聡、中山尚仁 Geepee Brothersメンバー、Organデンタルラボスタッフ
使用機材 SAM咬合器と周辺機器(ご持参ください)。
咬合器をお持ちでない方はご相談ください。ワックスペン、ワックスカーバー、ワックス等の機材はご用意します。
参加費 歯科医師 105,000円 歯科技工士 52,500円
ご希望の方は aoki@gpaoki.com 迄メールにてお申し込みください。
「新しい金属ゴムメタル」
トヨタグループの開発した新チタン合金、ゴムメタル。
その名の通りゴムのような性質の不思議な金属です。
このワイヤーを使った歯列矯正が始まりつつあります。
大いなる可能性を秘めたワイヤーです。
ケースによっては、複雑なマルチループを使わず、更に早く終わりに出来る可能性があります。
患者さんにとっては、楽に、早く終わる事が出来るのです。
8月1日はGeepee brothers主催で、ゴムメタルワイヤーの第一人者、長谷川信先生のプライベートセミナーを行いました。
勿論、大変勉強になりました。
本日、マルチループが壊れてしまった患者さんに早速使用しました。
今後が楽しみです。
