いよいよiAAID-ASIAの学会が近づいてきました。
今回はクルマー先生を始め、かみ合わせを考えながら治療を行っている歯科医師が世界中から集まり、自身の診療を発表して頂けます。
これだけの内容が日本に居ながらにして聞けるとは、非常に画期的な事です。
是非歯科医療の神髄に触れてみて下さい。
いよいよiAAID-ASIAの学会が近づいてきました。
今回はクルマー先生を始め、かみ合わせを考えながら治療を行っている歯科医師が世界中から集まり、自身の診療を発表して頂けます。
これだけの内容が日本に居ながらにして聞けるとは、非常に画期的な事です。
是非歯科医療の神髄に触れてみて下さい。
2月15日は総合歯科コースの11回目を行いました。
青木代表の「ブラキシズムを考慮した歯科治療」から始まり、受講生である太田先生の症例経過報告、私の「インプラントと咬合 2」と続きました。
太田先生は初めてのケースにも関わらず、丁寧な仕事で、予定通りに見事に進めていらっしゃいました。
いよいよ次回はセミナーの総まとめです。
沢山の症例相談、報告をお待ちしています。
1月18日は総合歯科コースの10回目でした。
今回は特別講師として、古くからシークエンシャル咬合、MEAW矯正を行っているデンタルデザインクリニックの鈴木光雄先生をお招きし、脳の発達のお話から補綴、矯正、インプラントを駆使した素晴しい症例までを見せて頂きました。
緻密な臨床を行い、それをさらりと言ってのける光雄先生には毎回脱帽させられます。
その後、青木代表が導入したWIN-JAW SYSTEMでの顎機能検査デモも行い、盛り沢山な一日となったのでした。
2009年度のセミナースケジュールもそろそろ発表します。
本気で臨床に取り入れたい方は是非お問い合わせ下さい!
カテゴリー: かみ合わせ, 教育, 矯正 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
Twitter
|
1月11日は米国歯科大学院同窓会(JSAPD)公開セミナーに参加してきました。
「各歯科分野からみた顎位」と題し、矯正、補綴、口腔顔面痛、各専門家からのプレゼンテーションがありました。
イエテボリ大学矯正科ではフェイスボウを全く使わない、という驚きの事実や、
顎関節障害と咬合の関係について文献での検証についてなど。
また総義歯では有歯顎の時よりも筋肉位の重要性が説かれ、
池田先生のCTによる顎関節の位置、形態の長期経過観察には幾つかのヒントを頂きました。
何を基準にしているのかがあやふやな歯科治療が蔓延している中で、
アプローチの仕方こそ違えど、顎位を真剣に考える姿勢は大変参考になりました。
12月7日は総合歯科コースの9回目でした。
長谷川DTの技工操作の要点、青木代表のスプリント、TRP、顎位を考慮した義歯製作のポイント、私のフェイスボウ&ヒンジ、歯周病と咬合についての講義と盛りだくさんな一日でした。
来月は、いよいよ受講生の皆さんの症例検討が始まります!
カテゴリー: かみ合わせ, 教育, 歯周病, 矯正 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
タグ: かみあわせ, 歯周病
Twitter
|
11月16日は総合歯科コースの8回目を行いました。
矯正治療の考え方、ベンディングの分かり難い点をより詳細に復習していきました。
霜田先生のケースプレゼンテーションは、微に入り細に入ったもので、今までに無いなかなか画期的なものでした。
カテゴリー: かみ合わせ, 教育, 歯科医療, 矯正 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
タグ: かみあわせ, 矯正, 総合診断, 顎関節
Twitter
|
11月9日はMEAW研究会東京大会でした。
MEAW(マルチループエッジワイズアーチワイヤー)というのは矯正治療のテクニックの一つで、幾多の矯正法と違い、かみ合わせをきちんと構築出来る事で知られています。
MEAWテクニックだけでなく、主に他のテクニックを使用されている先生の発表や、セルフライゲーションの応用法など、当院でも今後応用可能な話を聞くことが出来、有意義な一日となりました。
10月19日はベーシックコース7回目を行いました。
様々な不正咬合とその原因、治療についての講義でした。
私は1級叢生〜オープンバイトのケースについて、成り立ちから治療の流れをお話ししました。
カテゴリー: かみ合わせ, 教育, 歯科医療, 矯正 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
タグ: かみあわせ, 矯正, 総合診断
Twitter
|
9月28日はベーシックコースの6回目を行いました。
いよいよマルチループ矯正についてです。
ワイヤーベンディングの考え方から実習まで、1日では足りないほどの講義内容でした。
私は初めての矯正症例から3症例を提示し、反省点も含めてご覧頂きました。
矯正治療が出来るようになる事で、何よりも診断法が変わり、疾病の原因を特定出来やすくなります。
もちろん治療のバリエーションも拡がりますので、もし補綴的(削ってかぶせること)アプローチが必要でも、介入を最小限にし歯を守る事が可能になります。
カテゴリー: かみ合わせ, 教育, 矯正 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
タグ: かみあわせ, 矯正, 総合診断
Twitter
|
8月31日はベーシックコースの5回目を行いました。
現在までの疑問点と総括を青木代表と私が、そして長谷川DTのWAX-UPについて、霜田先生のシークエンシャルオクルージョンを応用した補綴ケース3例と盛りだくさんでした。
いよいよ次回からは矯正治療についてです。
複雑なマルチループを駆使してはいますが、治療アイデアは非常にシンプルで、早く確実に治すノウハウが満載です。
カテゴリー: かみ合わせ, 教育, 歯科医療, 矯正 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
タグ: かみあわせ
Twitter
|
当院で行っているMEAWという矯正法は、『Multiloop Edgewise Arch Wire』という英語の頭文字をとったものです。
これはループを使って自由に歯を動かすことができるワイヤーを意味します。そしてこのMEAWに、オーストリア咬合学というかみ合わせの概念を組み合わせた進化した矯正治療には、多くの良い点があります。
良い点
※歯を抜かずに矯正治療ができる。
※従来の治療法に比べ治療期間が短い。
(従来の約1/2に短縮)
※従来の見た目だけを奇麗にする矯正治療と違い、かみ合わせも正しくする事が出来る。
1つめの「歯を抜かずに矯正治療を行なえる」のは、従来の矯正治療では歯が重なって歯列不正になっている場合、歯が並びきらないという理由から、前から4番目もしくは5番目の歯を上下左右4本抜いてしまいます。
これはただ「並ばない」という単純な理由からです。しかし人間に始めから要らない歯というのはありません。すべての歯にはそれぞれの役割があるのです。つまり抜いて治療するよりも、人間の本来持っている正常な状態にする事が治療になります。
では、なぜ歯を抜かずに治せるのでしょうか。それは歯が並ばないのであれば、歯を支えている骨そのものを大きくし、また歯を後ろに動かしてスペースを作っているからなのです。
従来の矯正治療ではこのような事は出来ませんでしたが、MEAWを使えば出来るようになるのです。
2つめの「従来の矯正治療に比べて治療期間が短い」のはなぜでしょう。
従来の矯正治療は、大体3年から4年、長い人で5年もかかっています。MEAWの場合、大体1.5年から2年、長い人でも2.5年程度で終わります。この治療期間の大きな違いは、ワイヤーの形の違いによるものです。MEAWは、歯が動きやすいように1本1本の歯の間にループが入っています。そのためすべての歯を同時に動かす事が可能なのです。これは、列に並んでいる人が1人ずつ前に動くのと、全員で一斉に動くような違いです。またインプラント矯正を組み合わせることで、更に早期に終了させることも可能です。
3つめの「かみ合わせも正しくする事が出来る」というのは、治療前の診断・治療方法の違いです。
従来の矯正治療では、歯の模型・写真・レントゲンなどの簡単な検査をするだけです。我々はこれに加え顎機能検査を行うことで、顎の正しい位置を知ることができます。たとえ見た目は奇麗になっても、かみ合わせが不正なまま矯正治療が終了してしまっては意味がありません。また従来の矯正治療は、歯を前後に動かしてガタガタをとる事だけしか出来ませんでしたが、MEAWは歯を前後だけでなく上下にも動かすことができるため、全体のかみ合わせを正しくする事が可能なのです。治療後は顔のバランスが変わっている事がはっきりと分かります。
このように、MEAWとオーストリア咬合学を組み合わせた矯正治療は、非常に多くの良い点があるのです。
7/24のGP'S勉強会ではメーカーの方にお越し頂き、矯正用インプラントのお話を聴く事が出来ました。
それに先立ち私のケースをご覧頂き、多くの疑問点を解決する事が出来ました。
大変有意義な勉強会でした。
7月6日は総合歯科セミナーの4回目でした。
今までのセミナー内容での知識の整理と確認を行いました。
私はBRUX CHECKERについてお話ししました。
総合診断には不可欠な、かつ直ぐにでも臨床に取り入れる事が出来る診断法です。
まずはとにかく行ってみて診断の目を養って下さい。