人間の身体は複雑で大げさな手術であるほど、痛みや腫れを伴います。
しかし現代では医療も進化し、内視鏡を始めとする低侵襲の手術が普及してきました。
インプラント治療ではどうでしょうか??
上の写真をご覧下さい。
右上2、3番目の歯のインプラント手術です。
前歯に大きなブリッジが入っており、負担増で3番目の糸切り歯は根が破折し、抜歯せざるを得ませんでした。
通常のインプラント治療では、歯肉を切開しドリルで骨を削り穴を開けます。
しかしこのケースではドリルは一切使いません。本年導入した超音波治療器を使います。
2番目の歯の部分には非常に小さな穴を開け、通常ではインプラントを入れられない薄い骨を膨らませ、3番目の抜歯部は骨の形を整え、インプラントを埋入しました。
その場で仮の歯もかぶせて終了です。
切ったり削ったりしませんから、当然「出血」「痛み」「腫れ」がほとんどありません。
後日、消毒や傷の確認に来院して頂く手間も必要ありません。
※仮の歯の周りが荒れたように見えるのは、薬を塗っているためです※
※高度な技術であり、通常の歯科医院では簡単に出来る手術ではありません※
子供ではないのに自然と歯が抜けるのでしょうか!???
上は抜ける直前の状態です。 そして、、、
この患者さんは歯周病が進行し、歯を支える骨が溶け、ついには抜けてしまいました。
残っている歯も重度の歯周病のため、元の位置から大きく動いてしまっています。
治療後:上は入れ歯ですが、残せた歯と磁石で入れ歯を固定しています。入れ歯を小さく出来るので快適になります。
右下奥歯はありません。
右上奥の銀歯も下に伸びてしまい、歯ぐきを咬みこんでしまっています。
治療後:右下奥歯2本はインプラントです。
左上奥歯もありません。
左下奥歯はムシ歯が進んで被せものが外れてしまっています。
治療後:左下奥歯は根の治療をして被せ直しました。
これは左下奥歯の被せものが外れる前の写真です。
前歯の裏側には歯石がこびりついています。
治療後:上下の歯は徹底した歯周病治療を行いました。
更に歯列矯正、インプラントで正しい顎の位置に変え、きちんと噛めるようにしました。
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上記研修会にて「咬合平面を変える意義~何が欠損に繋がったのか」という演題で発表させて頂きます。
インプラントを上手に入れる事は当たり前になりつつありますが、何故欠損してしまったのか?を考えなければ、永続性は望めません。
これはインプラントに限らず、ムシ歯、歯周病でも同じ事なのです。
上段:治療前 下段:治療後
左:治療前 右:治療後
上段:治療前 下段:治療後
左:治療前 右:治療後
「前歯が当たらない??」
この2人の患者さんは一見、奇麗な噛み合わせなようですが、わずかに前歯が当たっていません。
前歯が当たらない事で奥歯の負担が増え、負担増によるムシ歯、歯周病が進行し、治療を繰り返していました。更には歯そのものが割れ、抜歯に至ってしまいました。
前歯と奥歯はそれぞれの役割分担があり、お互いに協力する事で大きな力を分散出来るのです。
力の分散を正しくする為に歯列矯正を行い、歯並び、顎の位置を改善し、歯が無くなってしまった所には人工歯根(インプラント)での力の分散を行っています。
何故? どうしてこうなってしまったのか? なぜムシ歯や歯周病を繰り返すのか?を考えなければ、場当たり的な治療に終始し、結果として歯を失いかねません。
オーストリアンナソロジーに基づく顎機能診断や咬合治療を実際に行っている歯科医師は多くありません。
セミナーを受講するだけに留まり、何となく素晴しいとは分かってはいても、二の足を踏んでいる歯科医師がほとんどです。
それは理論を理解するのが困難であったり、テクニックを修得出来ずにいたり、また多額の設備投資や習熟したテクニシャンとのパイプも必要だからです。
そしてあえて困難に挑むより、分かりやすいインプラントや審美治療の方が、色々な意味で直ぐに結果を出せると言う事もあるでしょう。
今回のCF NETWORKは、臨床に取り入れる為の実践、実際というテーマで行いました。
各医院では、オーストリアンナソロジーをどのように導入、治療しているかが熱く語られました。
CADIAX(顎機能検査)、MEAW(マルチループ矯正)、シークエンシャル咬合、
そしてブラキシズム、、、
「歯科の本質とは何か?」を理解して頂くためのセミナーです。
今年度のコースが4月から始まります。
2月11日の祝日、osseointegration study club of japan (OJ) のミッドウィンターミーティングに青木代表と参加してきました。
OJはスタディーグループの垣根を超えた、真摯なインプラントロジストの学会です。
今回楽しみにしていたのは、我々の総合歯科セミナーの卒業生でもある I先生の発表でした。
他の発表者が「顎位を模索して決める」のに対し、 I先生は診断、計画通りに顎位を決定し、治療を遂行していました。素晴らしい治療結果でした。
診断を理解していないにも関わらず、自己満足かつ不躾な質問があり辟易しましたが、外科、審美しか考えていないインプラントロジストには大いなる一石を投じられたのではないでしょうか。
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イタリア咬合学会主催で10月22−25日まで開催される ''FOCUS ON GNATHOLOGY'(咬合への焦点)という学会に参加して参ります。
20〜27日までお休みを頂きますが、治療内容、技術向上のためとご理解の程、宜しくお願い致します。
iaaid Summer School 2009 in JapanならびにSymposiumに参加して 中山尚仁
9月18日から23日の6日間、東京国際交流館(東京都)において、iaaid (The International Academy of Advanced Interdisciplinary Dentistry :国際先進学際歯科学会)によるSummer School 2009 in Japanならびに同シンポジウムが開催された。
本サマースクールは、咬合に対する考え方の標準化を図る目的で、2006年に順次誘導咬合の提唱者であるR.Slavicek氏(ドナウ大教授)が統括するドナウ大学歯学部包括歯科医療部門(オーストリア)の活動として始まったもので、その後毎年8月の恒例行事として定着したものである。
コーススーパーバイザーの同学会アジア部会会長:佐藤貞雄神歯大教授の元、50題を越える講演や研究発表が行われ、 演者、参加者はオーストリア、ドイツ、イタリア、フランス、チリなど10カ国100名以上となり、非常に国際色豊かな学会となった。
「不正咬合と脳機能の関係」「ストレスと咬合医学」「非作業側のコンタクトは保護のためか?ズレを起こすか?」「小児期の早期治療は効果的か否か」「頭蓋下顎系の診断」「咬合のデザイン」「ブラキシズムと咬合」などセッションも基礎から臨床まで多岐に渡り、どの発表も咬合に対する真摯な取り組みを感じさせるものであった。
中でも、「SKULL PROJECT」はオーストリア国立博物館が所蔵する第二次世界大戦時の兵隊の膨大な数の頭蓋下顎骨を3D-CTによる分析を行ったもので、未だかつて無い研究である。
これにより、咬合を含めた頭蓋下顎系の最新の知見が得られる事は論を待たないであろう。是非論文としての発表が待たれるところである。
最終日には「睡眠医学と睡眠ブラキシズム」と題したiaaidシンポジウムが開催され、
ストレスマネージメント、アロスタシス、咬合、ブラキシズムなどをキーワードに議論が繰り広げられた。
またiaaid-asiaメンバーの発表および咬合医学研究所の「ブラキシズム活動はコントロール出来るか?」と題した研究活動報告も行われ、盛会にて幕を閉じた。
一般には敷居が高いようにも感じる咬合について、これだけごく普通に議論が出来る場があったであろうか。
現在では次第に参加者も増え、出身国も広がり、若い世代も増えており、演者も参加者も関係なく活発な意見が飛び交い、激論あり笑いありの独特の雰囲気が確立されており、正しく「咬合をベースにした夏の課外授業」といったものであった。
いよいよ開催が迫って来ました。
これだけの内容が日本に居ながらにして聞けるとは、実に素晴しい事です。
最終日はIAAID シンポジウムも開催されます。
1日参加も受け付けておりますので、お早めにお申込み下さい。
8月29、30日はベーシックコース第3回目を行いました。
1日目は青木代表の基礎講義「CMSと顎機能検査、解釈の基本」、CADIAX相互実習、データ解説。
2日目はシークエンシャル咬合について青木代表と長谷川DTの講義、デモ、私のブラキシズムとブラックスチェッカーについての講義でした。
総合診断の中の一つのツールとして、ブラキシズムの診断は非常に重要です。是非直ぐにでも取り入れて下さい!
コース半ばで、知識や実力も徐々に付いて来た事と思います。
そこで症例としてまとめて下さい。より問題点がはっきりして来ます。
7月11日 19:30~関東甲信越地区の研修会があり、私は「顎機能を考慮した総合歯科治療」と題しお話させて頂きます。
日先研 東京事務局にて
〒105-0014東京都港区芝1-8-25芝TKビル4F
Tel. 03-5476-2004 Fax.03-5476-2006
大門駅(地下鉄 都営浅草線・大江戸線)JR浜松町駅 徒歩7分
右上奥歯にブリッジが入っていた患者さんです。
2本の歯で4本分を支えるというブリッジでした。当然過負担になり、小さい方の歯は割れてしまい腫れが出ていました。
残念ながら抜歯せざるを得ません。やはりブリッジは一時的には良くても、ある時期が来ればダメになってしまいます。
抜歯後は更に条件が悪くなりますので、当然ブリッジは出来ません。
この患者さんは賢明にインプラントを選択されました。
しかしCT画像を見てみると、、、右上大臼歯部は骨が1mmもありません。
当初はインプラント2本で3本分を支える計画でしたが、より安全確実な方法を採る事にしました。
まずは割れた歯を抜いた箇所にインプラントを入れ、周囲に骨が出来やすい環境にします。
その奥はソケットリフトで骨を5-6mmせり上げました。
問題の一番奥もソケットリフトで骨を8-9mmせり上げましたが、やはり初期固定に問題があり、中央のインプラントとサイナススタビライザーという手術用金具で固定しました。
しっかり固定することにより、確実にオッセオインテグレーション(骨との細胞レベルでの結合)する事でしょう。
処置時間はブリッジ除去、抜歯を含めて45分でした。画像は処置直後のものです。
もちろん切開せずに行っていますので、腫れも痛みもありませんでした。
5月17日は日本歯科先端技術研究所で資格対策委員会が行われ、お手伝いをしてきました。
日本歯科先端技術研究所とは研究、実験施設を持つ日本を代表するインプラント研究会です。
今回の委員会では、ベーシックなケースを正しい用語、言葉で伝えるためのプレゼンテーション作りについて、発表とディスカッションが行われました。
簗瀬会長を始めとする対策委員の面々、参加者共に相当な熱気で、一日が短く感じられる程でした。
上顎にはインプラントが出来ないと言われる場合があります。
元々の骨が下顎に比べて柔らかい上、歯が無くなると鼻腔からつながる上顎洞(副鼻腔)という空洞が大きくなり、骨量を少なくしてしまうからです。
骨量が少なければ少ない程、インプラント埋入は困難になります。通常、垂直骨量で8〜10mm以下はインプラントを断念する歯科医(一般歯科医)が多いようです。
しかし上顎洞をせり上げ、本来の骨との間に新たに骨を造る事により埋入が可能です。
残りの骨量に応じ、ラテラルアプローチ(側方から骨を造る方法)、ソケットリフト(垂直方向から骨を造る方法)、またはそれらをミックスした方法があります。
骨量が少なくなればなるほど、ラテラルアプローチなどの複雑な術式を行う事になります。
当院でも2002年まではラテラルアプローチで骨造成してきましたが、何よりも術後の痛み、腫れが大きく、苦痛を伴うものでした。
しかし現在では骨量が極端に少ない場合でも、ソケットリフトで対応しています。また更に改良を重ね、通常は歯肉の切開、剥離なども行いません。
人体への侵襲は少なければ少ない程、術後の苦痛は少なく、それは内視鏡手術などを見ても明らかでしょう。
画像は上顎の一番奥の歯が両側とも割れてしまい、抜歯になってしまった方です。
CTでは骨量1~1.5mm程度といったところですが、歯肉切開、剥離、縫合なしで1本の手術時間は15分程でした。
術後は出血、痛み、腫れも無く、切開も縫合もしていませんので、糸を取るためにわざわざ来院頂く必要もありません。
この患者さんは「かみあわせがおかしい」との訴えで当院にいらっしゃいました。
何件か歯科に行って同様の事を訴えたにも関わらず、検査もせずに何も問題が無いとの事でした。
確かに見た目には奇麗な歯並びをしているようです。
咬合検査を行うと、親知らずの不正、咬合平面の乱れがあり、CADIAX(顎機能検査)では開閉口時に顎が水平方向に左に2ミリずれる事が分かりました。
個々の歯を見ても、神経を取った後の治療や被せものに問題があり、再治療が必要な状態でした。
イメージがしにくいかもしれませんが、最終的に左右の顎関節を1ミリ前方に、そして水平方向左に1ミリずらした位置での被せものを制作しました。
治療前後です(1枚目画像)。
治療前は上下の正中が合っていますが、治療後はむしろ合っていません。これは水平方向左に1ミリずらしているためです(画像では向かって右にずれています)。この患者さんの場合、むしろ正中がずれている方が正しい顎の位置、という事になります。
治療前後のCADIAX(顎機能検査)です(2枚目画像)。
右側のOPEN/CLOSEを比べてみると、水平方向2ミリのずれが無くなっているのが分かります。
治療前後のセファロレントゲンです(3枚目画像)。
咬合平面の修正と顎の左右差が無くなった事が分かります。
見ただけでは、かみ合わせが正しいかどうかは決して分かりません!
またかみあわせ検査と言っても、施術者の主観が入ってしまうようなもの、実用に堪えない検査器機などもあり、患者側から見れば分かりにくい事この上無しです。
顔貌写真、口腔内写真、模型診査、セファロレントゲン、顎機能検査、ブラックスチェッカー(歯ぎしり検査)、筋の触診、詳細な問診などのデータを分析し、はじめて診査診断が出来るのです。
そして診断時に正しい顎の位置も分かっています。ですから、仮の歯の調整を重ねて様子を見るような、トライ&エラー型の診療ではありません。
ゴール(正しい顎の位置)が分かってさえいれば、あとはそこに向かって治療(被せもの、矯正、被せもの+矯正など)するだけです。
不幸な事に前歯を失ってしまった場合、いくつかの方法が考えられます。
1)取り外し式の入れ歯を入れる
2)両隣りの歯を削ってブリッジにする
3)インプラント
もちろんその患者さんの状態、希望により適応、選択は変わってきます。
この患者さんの場合は、事故で歯を失ってしまってから数年が経ち、その間何度か外れながらも、両側の歯に接着剤で固定したプラスチックの仮の歯を使っていました。
時間が経つ事で歯の周囲の骨は痩せてしまい、明らかに陥没しているのが分かる程です(1枚目画像)。
治療にあたっては、メリット、デメリットを熟慮されインプラントを選択されました。
当日は骨を膨らませる処置とインプラント埋入を同時に行い(2枚目画像)、そのインプラントに新たな仮の歯を付けてご帰宅頂きました(3枚目画像)。
処置直後も痛み、腫れなどなくそのままお過ごし頂き、5ヶ月後にはセラミックに置き換える事が出来ました(4枚目画像)。
骨の陥没も無くなり、天然の歯と変わらない見た目にご満足頂けたようでした。
何より痛みや腫れが無かった事に驚かれたと言われました。
難しいと言われる前歯のインプラント治療でも、的確に行えば非常に安全で、かつ将来の予知性の高いものなのです。
3月15日は所属する日本歯科先端技術研究所の学術講演会でした。
「安全なインプラント治療の構築」と題し、数名のレクチャラーが基礎から臨床までの話をされました。
インプラント治療は日々変化しており、半年前の話題が過去のものになってしまう事が良くあります。
そんなインプラント治療に「絶対」や「完全」という事はありえませんが、
少しでもそこに近づけるため、如何に基本を大切にしなければいけないかを再認識できた講演会でした。
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3月8日は総合歯科コースの最終回を行いました。
石橋先生の症例相談は補綴と矯正のケースでした。
正確なブラケッティングに感心しつつ、何より始めた事に真剣さを感じました。
それに続き、午前は多胡親孝先生の義歯の顎位についての講義、午後は西山令生先生の講義、
私の講義「顎位変更を行う?行わない?」、青木代表のコースを総括する講義と続きました。
コースは一区切りになりますが、一年を通して問題点の洗い出しが更に明確になった事だと思います。
もちろん続けて理論の勉強は必要ですが、今後は臨床ケースに向かい合っての勉強も進めて頂ける事と期待しています。
尚、本年度からは地方の方も参加しやすいように、土日2日間、2ヶ月に1度のコースです。
2009年4月よりスタート
Geepee Brothers Presents 2009
総合歯科治療「ベーシックコース」のお知らせ
様々な問題を抱えて来院する患者の訴えは多種多様化してきており、従来の診査法だけでは正確な診断を下せないケースが多いと云わざるを得ません。我々は、顎機能検査などのさまざまな検査によりデータ蒐集し、「顎機能を考慮した咬合診断」を下すことで問題を解決する総合的な治療を目指しています。
今回企画した一年コースでは、不正咬合に関する基礎から、診断のための資料蒐集の方法および分析法、咬合の概念、そしてそれらを総合的に診断を下すための知識を学んで頂き、臨床の現場でそのまま応用できるようにするための講義・実習を行います。
いよいよiAAID-ASIAの学会が近づいてきました。
今回はクルマー先生を始め、かみ合わせを考えながら治療を行っている歯科医師が世界中から集まり、自身の診療を発表して頂けます。
これだけの内容が日本に居ながらにして聞けるとは、非常に画期的な事です。
是非歯科医療の神髄に触れてみて下さい。
2月21、22日は口腔インプラント学会 九州支部学術大会に参加のため、沖縄浦添へ行ってきました。
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2月15日は総合歯科コースの11回目を行いました。
青木代表の「ブラキシズムを考慮した歯科治療」から始まり、受講生である太田先生の症例経過報告、私の「インプラントと咬合 2」と続きました。
太田先生は初めてのケースにも関わらず、丁寧な仕事で、予定通りに見事に進めていらっしゃいました。
いよいよ次回はセミナーの総まとめです。
沢山の症例相談、報告をお待ちしています。
2月14日はスイスのストローマン社主催のコングレスに出席してきました。
国内外からの著名なインプラントロジストを招聘し規模、参加者数ともに大きなものでした。
相も変わらずな内容の中、今回の大きなトピックは、佐藤貞雄教授が招聘され「インプラント治療における咬合」と題し、ブラキシズムを考慮した咬合について講演された事でしょう。
インプラントをする前に、「なぜそうなってしまったのか」を考えなければなりません。
インプラント治療は精密な外科治療ではありますが、ルールに乗っ取って正確に行えば決して難しいものではありません。
むしろ、歯を無くしてしまった原因、治療の選択肢、今後起こりうる事とその対策を考える事が大切なのです。
あなたの主治医はどうですか?
9月13−15日は日本口腔インプラント学会に参加してきました。
毎年飛躍的に会員数が増えており、興味と期待の大きさを感じさせます。
その反面、インプラントに対する知識は豊富であるのにベーシックな治療力が不足していたり、ただ位置や歯肉形態を気にして入れるだけで、何の為に入れるのかというコンセプトのない治療が横行しています。
「ガイドラインを備えたインプラント治療」という言葉をミクロは勿論、マクロな視点から再度考慮すべき時が来ています。
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7/24のGP'S勉強会ではメーカーの方にお越し頂き、矯正用インプラントのお話を聴く事が出来ました。
それに先立ち私のケースをご覧頂き、多くの疑問点を解決する事が出来ました。
大変有意義な勉強会でした。
7月6日は総合歯科セミナーの4回目でした。
今までのセミナー内容での知識の整理と確認を行いました。
私はBRUX CHECKERについてお話ししました。
総合診断には不可欠な、かつ直ぐにでも臨床に取り入れる事が出来る診断法です。
まずはとにかく行ってみて診断の目を養って下さい。