イタリア咬合学会主催で10月22−25日まで開催される ''FOCUS ON GNATHOLOGY'(咬合への焦点)という学会に参加して参ります。
20〜27日までお休みを頂きますが、治療内容、技術向上のためとご理解の程、宜しくお願い致します。
イタリア咬合学会主催で10月22−25日まで開催される ''FOCUS ON GNATHOLOGY'(咬合への焦点)という学会に参加して参ります。
20〜27日までお休みを頂きますが、治療内容、技術向上のためとご理解の程、宜しくお願い致します。
iaaid Summer School 2009 in JapanならびにSymposiumに参加して 中山尚仁
9月18日から23日の6日間、東京国際交流館(東京都)において、iaaid (The International Academy of Advanced Interdisciplinary Dentistry :国際先進学際歯科学会)によるSummer School 2009 in Japanならびに同シンポジウムが開催された。
本サマースクールは、咬合に対する考え方の標準化を図る目的で、2006年に順次誘導咬合の提唱者であるR.Slavicek氏(ドナウ大教授)が統括するドナウ大学歯学部包括歯科医療部門(オーストリア)の活動として始まったもので、その後毎年8月の恒例行事として定着したものである。
コーススーパーバイザーの同学会アジア部会会長:佐藤貞雄神歯大教授の元、50題を越える講演や研究発表が行われ、 演者、参加者はオーストリア、ドイツ、イタリア、フランス、チリなど10カ国100名以上となり、非常に国際色豊かな学会となった。
「不正咬合と脳機能の関係」「ストレスと咬合医学」「非作業側のコンタクトは保護のためか?ズレを起こすか?」「小児期の早期治療は効果的か否か」「頭蓋下顎系の診断」「咬合のデザイン」「ブラキシズムと咬合」などセッションも基礎から臨床まで多岐に渡り、どの発表も咬合に対する真摯な取り組みを感じさせるものであった。
中でも、「SKULL PROJECT」はオーストリア国立博物館が所蔵する第二次世界大戦時の兵隊の膨大な数の頭蓋下顎骨を3D-CTによる分析を行ったもので、未だかつて無い研究である。
これにより、咬合を含めた頭蓋下顎系の最新の知見が得られる事は論を待たないであろう。是非論文としての発表が待たれるところである。
最終日には「睡眠医学と睡眠ブラキシズム」と題したiaaidシンポジウムが開催され、
ストレスマネージメント、アロスタシス、咬合、ブラキシズムなどをキーワードに議論が繰り広げられた。
またiaaid-asiaメンバーの発表および咬合医学研究所の「ブラキシズム活動はコントロール出来るか?」と題した研究活動報告も行われ、盛会にて幕を閉じた。
一般には敷居が高いようにも感じる咬合について、これだけごく普通に議論が出来る場があったであろうか。
現在では次第に参加者も増え、出身国も広がり、若い世代も増えており、演者も参加者も関係なく活発な意見が飛び交い、激論あり笑いありの独特の雰囲気が確立されており、正しく「咬合をベースにした夏の課外授業」といったものであった。
いよいよ開催が迫って来ました。
これだけの内容が日本に居ながらにして聞けるとは、実に素晴しい事です。
最終日はIAAID シンポジウムも開催されます。
1日参加も受け付けておりますので、お早めにお申込み下さい。
8月29、30日はベーシックコース第3回目を行いました。
1日目は青木代表の基礎講義「CMSと顎機能検査、解釈の基本」、CADIAX相互実習、データ解説。
2日目はシークエンシャル咬合について青木代表と長谷川DTの講義、デモ、私のブラキシズムとブラックスチェッカーについての講義でした。
総合診断の中の一つのツールとして、ブラキシズムの診断は非常に重要です。是非直ぐにでも取り入れて下さい!
コース半ばで、知識や実力も徐々に付いて来た事と思います。
そこで症例としてまとめて下さい。より問題点がはっきりして来ます。
7月11日 19:30~関東甲信越地区の研修会があり、私は「顎機能を考慮した総合歯科治療」と題しお話させて頂きます。
日先研 東京事務局にて
〒105-0014東京都港区芝1-8-25芝TKビル4F
Tel. 03-5476-2004 Fax.03-5476-2006
大門駅(地下鉄 都営浅草線・大江戸線)JR浜松町駅 徒歩7分
6月27、28日はベーシックコースの2回目を行いました。
セファロ、AOD分析、咬合器の取り扱い、RPバイト、フェイスボウの採り方等の実習、適応と代償、咬合平面、矯正ケースなどの講義等充実した内容だったと言えるのではないでしょうか。
2ヶ月に一度と言う事で、知識の整理の時間もそれなりにあるかと思います。
確実に習得し、経験を重ね自分の糧にして頂きたいと思います。
6月4日のGeepee Brothers定期勉強会では、代表の青木聡先生の下顎側方偏位(MLD:Mandibular Lateral Displacement)の成り立ちと治療例についての講義でした。
顎の左右のずれが大きい場合、従来は顎の手術や抜歯が当たり前のように行われて来ましたが、青木先生は手術などをせず矯正治療のみで見事に治されていました。
私も下顎側方偏位の矯正治療を現在進行形で行っていますが、大きなヒントを沢山頂き、少なからず自信を持って臨めるようになりました。
大変素晴しい講義と症例を見せて頂きました。聞けなかった歯科関係者は残念!
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我々GP BROTHERSは毎月第1、3木曜19:30~定期勉強会をしています。
講義、症例発表、症例相談、抄読会、実習などスタイルは様々ですが、
かみあわせ、不正咬合、機能障害を軸とする総合歯科治療についての勉強会です。
興味のある方は誰でも参加可能ですので、ご連絡下さい。
画像は5月21日、高坂ひろみ先生が演者となった「臨床家のための歯科補綴学」の抄読会です。
この患者さんは「かみあわせがおかしい」との訴えで当院にいらっしゃいました。
何件か歯科に行って同様の事を訴えたにも関わらず、検査もせずに何も問題が無いとの事でした。
確かに見た目には奇麗な歯並びをしているようです。
咬合検査を行うと、親知らずの不正、咬合平面の乱れがあり、CADIAX(顎機能検査)では開閉口時に顎が水平方向に左に2ミリずれる事が分かりました。
個々の歯を見ても、神経を取った後の治療や被せものに問題があり、再治療が必要な状態でした。
イメージがしにくいかもしれませんが、最終的に左右の顎関節を1ミリ前方に、そして水平方向左に1ミリずらした位置での被せものを制作しました。
治療前後です(1枚目画像)。
治療前は上下の正中が合っていますが、治療後はむしろ合っていません。これは水平方向左に1ミリずらしているためです(画像では向かって右にずれています)。この患者さんの場合、むしろ正中がずれている方が正しい顎の位置、という事になります。
治療前後のCADIAX(顎機能検査)です(2枚目画像)。
右側のOPEN/CLOSEを比べてみると、水平方向2ミリのずれが無くなっているのが分かります。
治療前後のセファロレントゲンです(3枚目画像)。
咬合平面の修正と顎の左右差が無くなった事が分かります。
見ただけでは、かみ合わせが正しいかどうかは決して分かりません!
またかみあわせ検査と言っても、施術者の主観が入ってしまうようなもの、実用に堪えない検査器機などもあり、患者側から見れば分かりにくい事この上無しです。
顔貌写真、口腔内写真、模型診査、セファロレントゲン、顎機能検査、ブラックスチェッカー(歯ぎしり検査)、筋の触診、詳細な問診などのデータを分析し、はじめて診査診断が出来るのです。
そして診断時に正しい顎の位置も分かっています。ですから、仮の歯の調整を重ねて様子を見るような、トライ&エラー型の診療ではありません。
ゴール(正しい顎の位置)が分かってさえいれば、あとはそこに向かって治療(被せもの、矯正、被せもの+矯正など)するだけです。
本年度のベーシックコースが始まりました。
2ヶ月に1度、土日2日間の6回コースです。
二日間を通して問題点の抽出、青木代表の基調講義、私の講義、KJ法による問題点の整理、写真撮影の相互実習、長谷川DT、多胡先生の講義などを行いました。
今後更に聞き慣れない言葉や用語が出てきます。
初めて聞いた時、何を言っているのか理解出来ず四苦八苦したものですが、幸い現在は良いテキスト、資料が揃っていますので、以前に比べ勉強はし易い環境にありますね。
一年間頑張って行きましょう!
不幸な事に前歯を失ってしまった場合、いくつかの方法が考えられます。
1)取り外し式の入れ歯を入れる
2)両隣りの歯を削ってブリッジにする
3)インプラント
もちろんその患者さんの状態、希望により適応、選択は変わってきます。
この患者さんの場合は、事故で歯を失ってしまってから数年が経ち、その間何度か外れながらも、両側の歯に接着剤で固定したプラスチックの仮の歯を使っていました。
時間が経つ事で歯の周囲の骨は痩せてしまい、明らかに陥没しているのが分かる程です(1枚目画像)。
治療にあたっては、メリット、デメリットを熟慮されインプラントを選択されました。
当日は骨を膨らませる処置とインプラント埋入を同時に行い(2枚目画像)、そのインプラントに新たな仮の歯を付けてご帰宅頂きました(3枚目画像)。
処置直後も痛み、腫れなどなくそのままお過ごし頂き、5ヶ月後にはセラミックに置き換える事が出来ました(4枚目画像)。
骨の陥没も無くなり、天然の歯と変わらない見た目にご満足頂けたようでした。
何より痛みや腫れが無かった事に驚かれたと言われました。
難しいと言われる前歯のインプラント治療でも、的確に行えば非常に安全で、かつ将来の予知性の高いものなのです。
上記のテレビ番組に我がGeepee brothers 青木代表が出演し、BRUX CHECKER(はぎしり検査)、WIN JAW(コンピューター顎運動計測装置)などを使い、ゲストのかみ合わせをチェックします。
さてさて、どんな結果になったでしょうか??
放送は、テレビ朝日系列 4月21日(火)20時〜 です。
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3月8日は総合歯科コースの最終回を行いました。
石橋先生の症例相談は補綴と矯正のケースでした。
正確なブラケッティングに感心しつつ、何より始めた事に真剣さを感じました。
それに続き、午前は多胡親孝先生の義歯の顎位についての講義、午後は西山令生先生の講義、
私の講義「顎位変更を行う?行わない?」、青木代表のコースを総括する講義と続きました。
コースは一区切りになりますが、一年を通して問題点の洗い出しが更に明確になった事だと思います。
もちろん続けて理論の勉強は必要ですが、今後は臨床ケースに向かい合っての勉強も進めて頂ける事と期待しています。
尚、本年度からは地方の方も参加しやすいように、土日2日間、2ヶ月に1度のコースです。
2009年4月よりスタート
Geepee Brothers Presents 2009
総合歯科治療「ベーシックコース」のお知らせ
様々な問題を抱えて来院する患者の訴えは多種多様化してきており、従来の診査法だけでは正確な診断を下せないケースが多いと云わざるを得ません。我々は、顎機能検査などのさまざまな検査によりデータ蒐集し、「顎機能を考慮した咬合診断」を下すことで問題を解決する総合的な治療を目指しています。
今回企画した一年コースでは、不正咬合に関する基礎から、診断のための資料蒐集の方法および分析法、咬合の概念、そしてそれらを総合的に診断を下すための知識を学んで頂き、臨床の現場でそのまま応用できるようにするための講義・実習を行います。
いよいよiAAID-ASIAの学会が近づいてきました。
今回はクルマー先生を始め、かみ合わせを考えながら治療を行っている歯科医師が世界中から集まり、自身の診療を発表して頂けます。
これだけの内容が日本に居ながらにして聞けるとは、非常に画期的な事です。
是非歯科医療の神髄に触れてみて下さい。
咀嚼よりも更に強大な力がかかる歯ぎしりは、噛み合わせが安定していないと様々な問題を起こす事があります。
歯がしみる、すり減る、歯肉が退縮することもあれば、歯が割れてしまうことさえあります。
他にも、顎の関節のすり減り、ずれ、痛み、そして歯周病もより早く進行してしまいます。
画像は、高度な歯周病と噛み合わせ、歯ぎしりが大いに関与していたケースです。
中央の画像は、歯ぎしりの検査結果の検証です。
適切な処置をすることにより、抜ける寸前だった歯が半年で大きく改善しました。
2月15日は総合歯科コースの11回目を行いました。
青木代表の「ブラキシズムを考慮した歯科治療」から始まり、受講生である太田先生の症例経過報告、私の「インプラントと咬合 2」と続きました。
太田先生は初めてのケースにも関わらず、丁寧な仕事で、予定通りに見事に進めていらっしゃいました。
いよいよ次回はセミナーの総まとめです。
沢山の症例相談、報告をお待ちしています。
2月14日はスイスのストローマン社主催のコングレスに出席してきました。
国内外からの著名なインプラントロジストを招聘し規模、参加者数ともに大きなものでした。
相も変わらずな内容の中、今回の大きなトピックは、佐藤貞雄教授が招聘され「インプラント治療における咬合」と題し、ブラキシズムを考慮した咬合について講演された事でしょう。
1月18日は総合歯科コースの10回目でした。
今回は特別講師として、古くからシークエンシャル咬合、MEAW矯正を行っているデンタルデザインクリニックの鈴木光雄先生をお招きし、脳の発達のお話から補綴、矯正、インプラントを駆使した素晴しい症例までを見せて頂きました。
緻密な臨床を行い、それをさらりと言ってのける光雄先生には毎回脱帽させられます。
その後、青木代表が導入したWIN-JAW SYSTEMでの顎機能検査デモも行い、盛り沢山な一日となったのでした。
2009年度のセミナースケジュールもそろそろ発表します。
本気で臨床に取り入れたい方は是非お問い合わせ下さい!
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1月11日は米国歯科大学院同窓会(JSAPD)公開セミナーに参加してきました。
「各歯科分野からみた顎位」と題し、矯正、補綴、口腔顔面痛、各専門家からのプレゼンテーションがありました。
イエテボリ大学矯正科ではフェイスボウを全く使わない、という驚きの事実や、
顎関節障害と咬合の関係について文献での検証についてなど。
また総義歯では有歯顎の時よりも筋肉位の重要性が説かれ、
池田先生のCTによる顎関節の位置、形態の長期経過観察には幾つかのヒントを頂きました。
何を基準にしているのかがあやふやな歯科治療が蔓延している中で、
アプローチの仕方こそ違えど、顎位を真剣に考える姿勢は大変参考になりました。
12月7日は総合歯科コースの9回目でした。
長谷川DTの技工操作の要点、青木代表のスプリント、TRP、顎位を考慮した義歯製作のポイント、私のフェイスボウ&ヒンジ、歯周病と咬合についての講義と盛りだくさんな一日でした。
来月は、いよいよ受講生の皆さんの症例検討が始まります!
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タグ: かみあわせ, 歯周病
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11月29−30日は山口県周南市で行われたNOBAXの会、発足記念講演会に伺いました。
Geepee'sからの参加者は青木代表、私、西山先生です。
頭蓋下顎系を考慮した治療コンセプトに、データベース統一のための精細なルールを加え、更に心のアプローチを加えたものでした。
熱心な姿勢と精密な治療を見せて頂き、遠くまで訪れた甲斐がありました。
11月16日は総合歯科コースの8回目を行いました。
矯正治療の考え方、ベンディングの分かり難い点をより詳細に復習していきました。
霜田先生のケースプレゼンテーションは、微に入り細に入ったもので、今までに無いなかなか画期的なものでした。
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10月19日はベーシックコース7回目を行いました。
様々な不正咬合とその原因、治療についての講義でした。
私は1級叢生〜オープンバイトのケースについて、成り立ちから治療の流れをお話ししました。
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9月28日はベーシックコースの6回目を行いました。
いよいよマルチループ矯正についてです。
ワイヤーベンディングの考え方から実習まで、1日では足りないほどの講義内容でした。
私は初めての矯正症例から3症例を提示し、反省点も含めてご覧頂きました。
矯正治療が出来るようになる事で、何よりも診断法が変わり、疾病の原因を特定出来やすくなります。
もちろん治療のバリエーションも拡がりますので、もし補綴的(削ってかぶせること)アプローチが必要でも、介入を最小限にし歯を守る事が可能になります。
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9月23日はiAAID-ASIA 第一回認定セミナーを行いました。
我々は、勘や経験だけではない客観的な顎の機能検査や骨格の分析、噛み合わせの詳細な診査をしてから確定診断をします。
診断が明確であってこそ治療方針もぶれずにゴールに向かう事ができると考えています。
セミナーでは、必要な検査の一つである顎機能検査の標準化についての講義、何人かの先生に被験者になって頂き、CADIAX DIAGNOSTIC、CADIAX III、CADIAX COMPACT、WIN-JAWを使っての実習を行いました。
その後データ解析、解説を佐藤教授が行いました。
一見ハードルの高い検査に思われがちですが、こうした検査機器はあくまで器械であり、如何に使いこなし解析して行くかがポイントです。
是非実践して頂ければ幸いです。
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8月31日はベーシックコースの5回目を行いました。
現在までの疑問点と総括を青木代表と私が、そして長谷川DTのWAX-UPについて、霜田先生のシークエンシャルオクルージョンを応用した補綴ケース3例と盛りだくさんでした。
いよいよ次回からは矯正治療についてです。
複雑なマルチループを駆使してはいますが、治療アイデアは非常にシンプルで、早く確実に治すノウハウが満載です。
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噛み合わせの診断器機は世界中にいくつかあるのですが、噛む力を測定したり、前歯の動きを計測したりするような、実際にはその診断に意味があるのか分からないような器機もあるのです。
また顎関節の動きが見られても、頭蓋骨と顎関節との角度分析が出来なかったり、顎関節の回転/滑走バランスやズレを計測出来ないものも存在します。
そんな中で、本当に診断に必要なデータ計測の出来るものがCADIAX(キャディアックス)です。
これは、ウィーン大学名誉教授である R. Slavicek教授のオーストリア咬合学の理論に基づいて開発された、顎機能咬合解析システムです。
この下顎運動測定装置で得られたデータをコンピュータ解析し、他の蒐集したデータと照らし合わせて分析診断します。
そして治療目標を設定し、最終補綴物を製作するまでの一連のシステムになっています。
客観的なデータを蒐集していますから、誰でも同じ条件で分析や診断が可能なのです。
CADIAX以外ではWIN-JAWという計測器機が役に立ちそうです。
これらは9月のIAAID-ASIAでのセミナーで実際に使って頂けます。
当院で行っているMEAWという矯正法は、『Multiloop Edgewise Arch Wire』という英語の頭文字をとったものです。
これはループを使って自由に歯を動かすことができるワイヤーを意味します。そしてこのMEAWに、オーストリア咬合学というかみ合わせの概念を組み合わせた進化した矯正治療には、多くの良い点があります。
良い点
※歯を抜かずに矯正治療ができる。
※従来の治療法に比べ治療期間が短い。
(従来の約1/2に短縮)
※従来の見た目だけを奇麗にする矯正治療と違い、かみ合わせも正しくする事が出来る。
1つめの「歯を抜かずに矯正治療を行なえる」のは、従来の矯正治療では歯が重なって歯列不正になっている場合、歯が並びきらないという理由から、前から4番目もしくは5番目の歯を上下左右4本抜いてしまいます。
これはただ「並ばない」という単純な理由からです。しかし人間に始めから要らない歯というのはありません。すべての歯にはそれぞれの役割があるのです。つまり抜いて治療するよりも、人間の本来持っている正常な状態にする事が治療になります。
では、なぜ歯を抜かずに治せるのでしょうか。それは歯が並ばないのであれば、歯を支えている骨そのものを大きくし、また歯を後ろに動かしてスペースを作っているからなのです。
従来の矯正治療ではこのような事は出来ませんでしたが、MEAWを使えば出来るようになるのです。
2つめの「従来の矯正治療に比べて治療期間が短い」のはなぜでしょう。
従来の矯正治療は、大体3年から4年、長い人で5年もかかっています。MEAWの場合、大体1.5年から2年、長い人でも2.5年程度で終わります。この治療期間の大きな違いは、ワイヤーの形の違いによるものです。MEAWは、歯が動きやすいように1本1本の歯の間にループが入っています。そのためすべての歯を同時に動かす事が可能なのです。これは、列に並んでいる人が1人ずつ前に動くのと、全員で一斉に動くような違いです。またインプラント矯正を組み合わせることで、更に早期に終了させることも可能です。
3つめの「かみ合わせも正しくする事が出来る」というのは、治療前の診断・治療方法の違いです。
従来の矯正治療では、歯の模型・写真・レントゲンなどの簡単な検査をするだけです。我々はこれに加え顎機能検査を行うことで、顎の正しい位置を知ることができます。たとえ見た目は奇麗になっても、かみ合わせが不正なまま矯正治療が終了してしまっては意味がありません。また従来の矯正治療は、歯を前後に動かしてガタガタをとる事だけしか出来ませんでしたが、MEAWは歯を前後だけでなく上下にも動かすことができるため、全体のかみ合わせを正しくする事が可能なのです。治療後は顔のバランスが変わっている事がはっきりと分かります。
このように、MEAWとオーストリア咬合学を組み合わせた矯正治療は、非常に多くの良い点があるのです。
(続き)現代では、細菌のコントロールはそれほど難しくなくなってきました。
しかし残念な事にかみ合わせに関しては、勘や経験などの職人技に近い治療が一般的です。全ての治療の根幹にあるはずなのに、その根幹部分が勘や経験のみで行われているのです。
健康で免疫力のハードルの高い人であれば、少々の誤差は適応してくれるかもしれません。しかしそうでない場合、歯や歯ぐき、顎の関節のダメージ、場合によっては肩こり、首の痛み、めまい、倦怠感や原因不明の不快症状となって発現することもあるのです。
「それではどうしたらいいでしょう?」
原因治療や予防には、個々に応じたオーダーメイドの診療が必要ですので、診査・診断が非常に重要になります。
インプラントや審美治療は素晴しいものですが、何故そういった治療が必要になってしまったのかを知るべきなのです。
その上で、勘や経験だけではない客観的な顎の機能検査や骨格の分析、噛み合わせの詳細な診査をしてから確定診断をします。診断が明確であってこそ、初めてインプラントや歯列矯正などの治療法を選択するのです。 そうすれば治療方針もぶれずにゴールに向かう事ができます。
矯正治療や顎関節症の治療には必ず、そして入れ歯やインプラントの治療、場合によっては歯周病治療や審美治療、むし歯治療でさえ、かみ合わせ検査を含めた総合診断が不可欠であると考えています。また総合診断を行えば、かみ合わせと全身との関わりを確認する事も可能なのです。
むし歯や歯周病をはじめとする口の中の病気は、細菌と力の二つが複合して起こります。
これらは外来の菌やウィルス感染とは違い、口の中にある常在菌(からだに常に住んでいる細菌)によるものです。
ですから患者さん自身の生活習慣によって、口の中の環境を整えることが重要になります。
力の要素は咬み合わせです。咬み合わせに不正があると、それが例え一本の歯であろうと顎の位置が簡単に変化します。
咬み合わせが顎のさまざまな機能と調和が取れていないと、歯や歯ぐきや顎の関節などにダメージを与えてしまいます。
つまり、むし歯の治療でも、歯周病、矯正治療、入れ歯やインプラントも、その全てがかみ合わせの治療です。 あらゆる歯科治療には、細菌とかみ合わせに対する処置が必要なのです。 以下次回に続く
iaaid-Asia認定セミナーが開催されます。
「顎機能検査の日常臨床への導入」
CADIAX, WIN-JAWなどを使い実習を行います。
日時 平成20年9月23日(火・祝日)
場所 神田 総評会館
〒101-0062 千代田区神田駿河台3-2-11
http://www.iaaid-asia.jp/080923_seminar1.pdf
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7/25、26は顎関節学会で大阪に行ってきました。
現在の顎関節症に対する様々な意見を聴く事が出来、有意義な学会となりました。
明らかに機能障害があるにも関わらず、生活習慣指導や筋ストレッチなどの指導だけするような考えもあり、驚きも大きなものでした。
また、正常な咬合(かみ合わせ)さえきちんと定義されておらず、更に驚きは大きくなったのでした、、、。
7月6日は総合歯科セミナーの4回目でした。
今までのセミナー内容での知識の整理と確認を行いました。
私はBRUX CHECKERについてお話ししました。
総合診断には不可欠な、かつ直ぐにでも臨床に取り入れる事が出来る診断法です。
まずはとにかく行ってみて診断の目を養って下さい。
6月22日は総合歯科セミナーの3回目を行いました。
総合診断に必須のCADIAX(コンピューターによる顎機能検査)の実習です。
概念として理解していたものが、実際に患者さん相手に行う事で、より理解を深める事が出来たのではないでしょうか。
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